試合が再開された韓国・Kリーグで、先日大きな話題になる事件があった。
17日に行なわれたホームゲームで、FCソウルは光州FCに1-0で勝利を収めた。その模様がこちらだ。
もちろんこの映像でも分かる通り、試合は無観客で行なわれていた。
FCソウルは空席となったスタンドに30体の人形を置くことを決め、それにクラブを応援するバナーをもたせていた。
ところが、それにいわゆるアダルトグッズの「ダッチワイフ(ラブドール)」が入っており、さらに一部のバナーにはアダルトサイトを宣伝する文面が書かれていたのだ。
2016 K League winners FC Seoul inadvertently used sex dolls rather than fashion mannequins to help fill empty stands this weekend. The club has apologised. Both the club and the supplier are pointing fingers at others. (It's not just COVID-19 you need to avoid catching!) #kleague pic.twitter.com/59rSU8XxYL
— Devon Rowcliffe (@WhoAteTheSquid) May 17, 2020
クラブは「アダルトグッズであることを感知していなかった」として人形を置くことを提案した『Dalcom』という業者の責任を訴えている。
ただ『BBC』によれば、今回この事件を起こしたFCソウルには1億ウォン(およそ876万円)の罰金が言い渡されたとのこと。
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Kリーグは「この事件は女性や家族のファンを大いに侮辱し、傷つけたものだ」として、クラブの責任を追求しているようだ。