新型コロナウイルスの影響で中断されていたリーグ戦を再開させるスペイン。ただ、ラ・リーガ(1部)や保健省は、試合は無観客で開催しなければいけないと主張している。

香川真司や岡崎慎司もプレーする2部リーグも6月12日から再開になるが、ラス・パルマスはホームでの再開初戦から観客を入れたい構えのようだ。

『AS』や『Marca』によれば、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長がこう発言したという。

ミゲル・アンヘル・ラミレス(ラス・パルマス会長)

「ファンは6月13日のジローナ戦からチームを応援するためにスタジアムに来ることができる」

「グラン・カナリア島は安全だ。

我々は主要リーグでファンと一緒にプレーする唯一のスタジアムになりうる」

カナリア諸島のひとつであるグラン・カナリア島はスペイン本土からおよそ1400km離れている。人口は86万人ほどで、新型コロナの感染者は2300人ほど(死者151人)。

そのグラン・カナリア島は6月8日からロックダウンの段階的縮小計画のフェーズ3に入る予定。フェーズ3ではスタジアムの3割まで集客することが可能になる。

ラス・パルマスのホームスタジアム、エスタディオ・デ・グラン・カナリアのキャパシティは33,000人ほどなので、1万人は集客可能だ。

なお、マドリッドやバルセロナはまだフェーズ1で住民は他の地域に旅行することはできない。

エスタディオ・デ・グラン・カナリアはどんなスタジアムなのか、実際の映像がこちら。

雰囲気は最高!

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ラス・パルマスが再開初戦をどのような形で開催するのか、スペイン中で注目されそうだ。

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