「心構えがなきゃ才能は眠ったまま」クロップ、ヘンダーソンの誉め方が素敵

悲願のプレミアリーグ初優勝を遂げたリヴァプール。キャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、イングランドサッカー記者協会が選ぶ「2019-20 Footballer of the Year」に選出された。

ユルゲン・クロップ監督は、ビデオメッセージのなかで、ヘンダーソンをこう絶賛している。

ユルゲン・クロップ（リヴァプール監督）

「サッカー界における大きな問題のひとつが、『立派な選手にいたらしめるものは何か？』や『才能か姿勢（心構え）、より重要なのはどちらなのか？』だ。

その答えは簡単だ。才能がなければ何者でもないが、心構えがなければ才能は永遠に眠ったままさ。

（ヘンダーソンは、才能と心構えが）一緒になることが違いを生み出すというパーフェクトな例だ。

大きな夢を抱いてサンダーランドからリヴァプールにやってきた若者が、いつの日かプレミアリーグ最高の選手になると誰が思っただろう。

夢見ていたかもしれないが、そうなるとは思っていなかっただろう。だが、大きな夢を見るのに十分な自信があることは私には分かっている。

いま、誰もがその瞬間を目にした。彼がどれほど素晴らしい選手なのか、どれほど素晴らしいパーソナリティなのか、どれほど素晴らしいキャラクターをしているのかを。

選手の裏にいる人達のことも知っている。彼らもその賞に値するだろう」

そのヘンダーソンが決めた最新ゴールがこちら（以下動画17分～）。