現在、かつて「ワンダーキッド」と呼ばれたウェイン・ルーニーが苦しんでいる。まだ30歳でありながらも、もはやキャリアは下降線をたどるのではないかとも。
彼のように10代で鮮烈なデビューを果たしながらも、早くにピークを迎えてしまったり、怪我に苦しんだことで凋落してしまう選手も数多い。
『Daily Mail』は「早くに燃え尽きた天才児たち」という記事を掲載し、若くして厳しい時を迎えた選手たちを紹介した。ウェイン・ルーニーは果たしてこうなってしまうのか、あるいはまた劇的な復活を遂げるのだろうか?
マイケル・オーウェン
元祖「ワンダーボーイ」は17歳でリヴァプールのレギュラーとなり、18歳でワールドカップに出場。21歳ではすでにクラブで100ゴールを決めていた。
しかし、1999年4月のリーズ戦で大きな筋断裂を負って以来、常に継続的な怪我に悩まされた。25歳までで158ゴールを決めたものの、その後の9年のキャリアでは64得点に終わっている。