人前に出る職業は、なかなかつらいものだ。人は歳を取るにしたがって、最も目立つ場所をカバーしてくれるものを失ってしまう。
そして、それをカバーしようと何かを被らせてしまえば――急に増えたということで疑われてしまうのだ。
山に生えている木々は毎年葉を落とし、そして再び繁らせるというのに。なぜ我々人間は、人生を半分も終えていない段階で繁らなくなっていくのか……
そんな時の流れに逆らってきたスポーツ選手、そして監督をご紹介しよう。
スティーブ・クラリッジ
Cambridge Utd's record signing remains @SteveClaridge - £190k from Luton Town in 1992. #Pompey #PompeyHistory pic.twitter.com/lHIpBNDLRk
— PompeyNewsNow™ (@PompeyNewsNow) 2015年10月9日
@paddypower who you going for the win!? I'm backing Steve Claridge... #GBBOFinal pic.twitter.com/xPIORgSKrz
— Chris Woolfenden (@chriswoolfy47) 2015年10月7日
ポーツマスの下部組織で育ったスティーブ・クラリッジは、イングランド代表の経験は持っていないものの、英国サッカーファンには有名な選手だ。
プロ、セミプロ問わず様々なクラブに所属し、出場した試合は1000以上。しかも2011年に現役に復帰したとき、彼はもう45歳になっていたのである。
そのシーズンにはセミプロとはいえ11試合で4ゴールをあげているのだから、まさしく「レジェンド」であった。
一時期は喜び勇んで髪を伸ばしていたが、最近はまた短く揃えている。飽きたのだろうか。