元ドイツ代表で、リヴァプールで長くプレーしたMFディートマー・ハマン。

2011年にMKドンズでキャリアを終え、本日42歳を迎えた。

強烈なミドルシュートを隠し持っていたハマンは、潰しの利く守備的MFだった。

なかでもリヴァプールファンにとって忘れられないのは、2004-05シーズンのCL決勝だろう。前半のうちにミランに0-3とリードされたリヴァプールのラファエル・ベニテス監督は、右サイドバックのスティーヴ・フィナンを下げ後半スタートからハマンを投入。

中盤をソリッドにした戦い方が功を奏しリヴァプールは後半の6分間に3得点をあげ、奇跡的な逆転勝利を演じた。ハマンはPK戦でペナルティキックを冷静に沈めており、リヴァプールのビッグイヤー獲得に大きく貢献したレジェンドでもある。

そんなハマンがこのほど、植毛を行ったそうだ。英国『Mail Online』が伝えている。

ハマンによれば、現役時代であった8年前から毛が薄くなり始めたようで、このほど植毛を決断。マンチェスターの病院で4000本の毛髪を頭皮に植えたそうだ。

【植毛前のハマンはこんな感じ】

植毛をしたサッカー選手で最も有名なのは、ウェイン・ルーニーだろう。

ルーニーはこれまで二度にわたって植毛手術を受けており、その経過についても自身のソーシャルメディア上で報告。サッカーファンの間ではすっかりお馴染みのエピソードとなった。

記事によれば、ハマンもルーニーの植毛にインスパイア―されたのだという。

なお、『Newcastle Chronicle』によれば、プレミアリーグの中にも植毛する選手は増加しており、ルーニーの影響もありその増加率は25%ほどであるという。ちなみに、ライアン・ギグスも植毛済みであるそう。

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