新型コロナウイルスの影響で前代未聞の中断を経験したサッカー界。イングランド2部リーグはレギュラーシーズンを終え、残すは昇格プレーオフ決勝のみとなった。
名門シェフィールド・ウェンズデイは16位で残留したが、来季大きなハンデを負うことになるようだ。
1867年創設のシェフィールドでは、あの悪童パオロ・ディカーニオもプレーした経験があり、こんな無慈悲ゴールを決めたこともある(以下動画50秒~)。
これはエゲつない…。
『Sky Sports』によれば、イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)がシェフィールド・ウェンズデイから勝点12を剥奪することを決めたという。
その理由は、ヒルズボロ・スタジアムの売却益を巡る収支報告がリーグのルールに違反していたというもの。この勝点剥奪は今季ではなく、来季2020-21シーズンに適応される。
シェフィールドはこの決定に非常に失望しているとしたうえで、今後の法的措置も示唆した。
また、シェフィールドの勝点剥奪が今季に適応されていれば、3部降格が回避できていたチャールトンも法的措置を検討している。
「我がクラブは法的措置を検討している。なぜこの勝点剥奪が今季ではなく来季になるのか理解できない。非合理的であり、EFLに正当性の説明を求める書簡を送る」などと不満を露わにしているが…。