2019年1月にナントからカーディフへの移籍が決まった直後、墜落事故で命を落としたエミリアーノ・サラ。移籍金1500万ポンド(20億円)の支払いを巡って、両チームは対立し続けている。
『Sky Sports』によれば、サラの遺族は経済的に困窮しているという。
カーディフが数か月前に立ち上げた信託資金は物議になったが、遺族には何も支払われていないそう。
サラ遺族の弁護士
「カーディフは遺族に寄付をすると連絡してきた。だが、遺族は何も得ないままアルゼンチンに戻ることになった。
なぜ寄付を取り下げることにしたのかの説明もなかった。
遺族は幸せで、全ては整理されたと1月に報じられたが、実際はそうではない。
遺族は何も受け取っておらず、非常に厳しい経済状況にあることを明確にしたい。
エミリアーノはいない。遺族はこの資金を本当に必要としている。
様々な理由でクラブと合意するのはとても難しく、そのことは非常に腹立たしい」
人柄も評価されていたサラ。当時ナントを率いていたヴァヒド・ハリルホジッチ監督が涙を堪えきれなかったこんな様子も話題になった(以下動画1分35秒~)。
あのハリルの涙…見ているだけでこちらも泣けてくる。
弁護士側はカーディフとは非常に難儀になっているとしつつ、解決できるとも主張。ただ、カーディフ側は信託資金をめぐる祖語について弁護士側を非難しているようだ。