通訳以上の通訳に ~鹿児島ユナイテッドFC・ダニーロ通訳~
2人目は鹿児島ユナイテッドFCのダニーロ通訳にお話を伺ってみたいと思います。
実はダニーロ通訳はTwitterアカウントを2つ使い分けており、通訳としての日常や考え方を発信するアカウントと、サッカー系のポルトガル語を発信するアカウントの2つを運用しています。
僕も選手の息子さんが小学校に入学する事を経験した事がありますが、その時は小学校の先生方のご協力もあり楽しく学校生活を送っていました。友達も言葉が話せない中でも出来て子供ってやっぱりすごいなと思いました。
選手のご家族のサポートも見えない所ではありますが僕達通訳の仕事の一つです。 https://t.co/K91TIVwm4D
— Danilo_Hidek (de🏠) ポルトガル語通訳🇯🇵🇧🇷 (@danilo_itpt) August 12, 2020
そんなダニーロ通訳の座右の銘は「通訳以上の通訳に」。仕事として決められた通訳業務以上に価値を出そうという気概が伝わります。
――ダニーロ通訳はコロナ禍より少し前からポルトガル語を学べるアカウントを作り、発信していました。その理由や効果というのはどんなものがあったのでしょうか?
Twitterでポルトガル語の紹介をしようとしたキッカケですね。鹿児島で仕事を始めてから、ずっと仕事中に持っていた通訳ノートに単語やフレーズを書いていたんです。それはアウトプットする事で自分の勉強にもなると考えたからです。
この仕事を始めたばかりの頃から比べると、ノートで整理していた単語やフレーズをTwitterでアウトプットするようになってから、咄嗟に通訳をする時でもすぐ言葉が出てくるようになったと感じています。
Algumas regras do futebol de rua:
アウグマス へグラス ド フチボウ ジ フゥーア
ストリートサッカーのいくつかのルール#ポルトガル語#サッカー用語#ストリートサッカー#COSCOM🇵🇹#ダニポル https://t.co/Hrak8uu2q9 pic.twitter.com/tRIwfNQXvf
— 🇯🇵ダニポル_Danipor🇧🇷(de🏠) (@dani_itpt) July 19, 2020
――ダニーロ氏は語学アカウント以外にも通訳の日常や想いを発信するTwitterアカウントも使い分けています。Twitterに比較的積極的になった理由はありますか?
そもそも通訳を含めたJリーグの裏方で働く人達のアカウントを見るのが好きだったのと、通訳の方はまだまだ発信している方も少なかったのというのもあって、通訳だからこそ発信出来る事や選手の素顔をもっと知ってもらいたいと思ったのが理由です。