かつて和久井秀俊がプレーしたエストニアの名門ノーメ・カリュが、なかなか珍しい交代を行ったと話題になっている。
先週末に行われたレヴァディア・タリン対ノーメ・カリュの試合。キックオフからバックパスを受けたGKが外に蹴り出すと…。
この試合で先発していた16歳の選手ラウリ・シュップがいきなりピッチを離れる!そしてウクライナ人のヴラチスラフ・ホムトフが投入されたのだ。
その時間はなんとキックオフから13秒…。
『The SUN』によれば、この異例の交代が行われた理由は、エストニアリーグのルールにあるとのこと。
キックオフ時には必ず2名の生え抜き選手をスタメンに入れなければならないのだが、ノーメ・カリュの選手8名が新型コロナ陽性になってしまったために条件を満たすことが出来ず、ユースのシュップをやむなく起用したのだそう。
なお記事によればこれがサッカーの歴史上最も早い交代になる可能性があるそう。同じようなルールによってルーマニアで発生したケースでも、それは24秒であったとのこと。