イングランド・プレミアリーグのチェルシーは24日、「レンヌからセネガル代表GKエドゥアール・メンディを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2025年6月30日までの5年間。移籍金についてはおよそ2200万ポンド(およそ29.5億円)になったとのこと。ファースタインタビューの模様も動画で公開されているぞ。
'To have a chance to wear this shirt and defend the club’s colours, it’s a privilege.’
— Chelsea FC (@ChelseaFC) September 24, 2020
- Edouard Mendy 💙
エドゥアール・メンディは1992年生まれの28歳。フランス生まれであるが、一昨年からセネガルの代表としてプレーしている長身GKだ。
2011年に加入した3部のシェルブールでプロデビューするも、2014年に退団したあとは1シーズンプレーするチームが見つからずに浪人。
その後マルセイユに加入したもののトップチームに登録されず、2016年夏まで4部のBチームでプレーしていたという選手だ。
しかしそれからスタッド・ランスに加入し、直後にジョアン・キャラッソの怪我でチャンスを得てブレイク。2部優勝に貢献し、昨年レンヌへとステップアップしていた。
ケパ・アリサバラガの不安定さに苦戦していたチェルシーは今夏ゴールキーパーの補強に動いていたが、ヤン・オブラクやアンドレ・オナナらの獲得に失敗。
最終的にはかつてレンヌに所属していたテクニカルアドバイザーのペトル・チェフから推薦を受け、メンディの獲得にこぎつけたという。
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なお、今夏チェルシーはハキム・ジヤシュやティモ・ヴェルナー、ベン・チルウェル、カイ・ハヴァーツらを獲得しており、2億5000万ポンド(およそ335.8億円)以上を投資している。