今季のプレミアリーグで大きな話題の一つとなっているのが、新しいハンドリングのルールだ。
27日に行われたニューカッスル対トッテナムの試合でも、終了間際にVARでエリック・ダイアーがハンドをしたと判定され、PKが与えられている。ジョゼ・モウリーニョ監督も会見で怒りを見せた。
体から離れた手や腕にボールが当たった場合のハンドルールが厳格化されており、プレミアリーグでは26試合中6回でそれが適用された。あまりにも厳しい判定に書く監督からは不満の声が上がっている。
そして『Sky』に出演した元トッテナムMFライアン・メイソンも以下のように話し、このルールは選手を危険にさらしてしまうと警告した。
メイソンはかつてギャリー・ケイヒルとの衝突で頭蓋骨を骨折する大怪我を負い、脳のダメージのために26歳で引退を余儀なくされたという経験を持つ選手だ。
ライアン・メイソン
「ハンドボールのルールが問題になるとは思いもよらなかった。ゲームは進歩し、常に変化していくものだというのはわかっている。
VARも含めて正しい方法で利用すれば間違いなく役に立つ。我々はそのような過程にある。しかしこのハンドボールのルールは、実際にゲームに影響を与えているよ。
それは、『ディフェンダーに自然な動きをするな』と言っているようなものだよ。