『L'Equipe』は、「アルメニア代表DFのヴァラザト・ハロヤンが、戦争のためにクラブとの契約を拒否した」と報じた。

ヴァラザト・ハロヤンは1992年生まれの28歳。アルメニアの名門ピュニックで長くプレーしたあとに国外へ挑戦し、パディデー(イラン)を経てロシアのウラル・エカテリンブルクに所属していたセンターバックだ。

ロシア・プレミアリーグで4シーズン目を迎えていたものの、彼は9月22日に相互の合意のもとで契約を解除し退団する。

そしてギリシャのAELラリサに移籍するための動きを進めていたものの、先日そのクラブに代理人から断りの連絡が入ったという。

その理由は、先日発生したアルメニアとアゼルバイジャンの戦争。ニュースの映像がこれだ。

この両国はナゴルノ・カラバフという地域の領有権を巡って対立しており、それがこの数日間軍事衝突に発展している。

アルメニアが今回18歳以上40歳未満の男子全員を兵士として動員することを決めたため、帰国していたハロヤンもそれに参加することを選択したという。

【関連記事】育ったクラブに「驚くべき復帰」をした10名のスター

代理人のコメントによれば、「彼はすでに軍隊の兵士としてライフルを手に取り、戦争へ向かった。再びサッカーをする時がいつになるのかは不明である」とのことだ。悲劇的な結末にならないことを祈りたい…。