アーセナルで長く指揮を執っていたアーセン・ヴェンゲル監督。その強みは選手の発掘であり、優秀な才能を他に先んじて獲得するという手法にあった。

その反面失敗も多かったものの、様々な選手がヴェンゲルの下で成長して世界へと羽ばたいていった。

そんなアーセン・ヴェンゲル氏が「獲得寸前だった」と言われるベストイレブンを『Squawka』の記事を元に紹介していこう。

GK:ジャンルイージ・ブッフォン

「私は1998年、20歳のときにアーセン・ヴェンゲルと一度夕食をともにしたことを覚えている」とブッフォンは話している。

パルマで若くしてデビューを果たし、10代の天才として名を馳せていた。ヴェンゲル監督は衰えを見せ始めていたデイヴィッド・シーマンの後釜に…と考えていたそうだが、2001年に彼はユヴェントスへの移籍を決断している。