昨季久保建英と同じマジョルカに所属し、15歳でリーガにデビューしたことで話題になったルカ・ロメロ。レアル相手に見せた果敢なドリブルが話題になった。

11月にようやく16歳になる彼は、アルゼンチン人の父親の下でメキシコに生まれ、さらに7歳からスペインで育ったというインターナショナルな選手だ。

背は低いものの鋭いドリブルでの仕掛けと強烈かつ正確な左足のキックを持っており、まさに「次なるリオネル・メッシ」だと評価されている。

『AS』によれば、今そんな彼をスペイン代表チームが熱烈に誘っているという。

スペインサッカー連盟の副会長とバレアレス諸島サッカー連盟の会長を務めているミケル・ベスタルド氏は、すでにメディアに対してその意志を明らかにしているという。

ただし、スペインでプレーして欲しいというオファーはあるにせよ、どうやらルカ・ロメロは父親の出身地であるアルゼンチンへの思いがかなり強いとのこと。

昨年は実際にアルゼンチンのU-15代表チームへの招集を受託して南米選手権を戦い、6試合で2ゴールを決める活躍で準優勝に導いている。

また今年3月のモンテギュー国際トーナメントでU-17アルゼンチン代表に招集されているが、こちらは新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止になった。

現在スペインでは最も期待されるヤングスターの一人となっているルカ・ロメロ。今季はどんな成長を見せ、そしてどの代表チームを選ぶのか…。

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