モンテディオ山形FWヴィニシウス・アラウージョが10月に入ってからゴールを量産、一気に覚醒している。山形はFW山岸祐也が10月6日にアビスパ福岡への移籍を発表、シーズン終盤にきてエースストライカーが移籍したことで得点力が不安視されたが全くの杞憂に終わっている。

では、今シーズンのヴィニシウス・アラウージョの10月以降のJ2での出場記録を見てみよう。

ヴィニシウス・アラウージョ出場記録(10月以降)

(データは11月5日現在)

9月まで18試合出場でわずか1ゴールだったストライカーが、10月に入ってから8試合で6ゴールといきなり得点を量産しているのだ。

そのエネルギー源が「家族の来日」だ。新型コロナウィルスの影響もあり山形へは単身赴任の形だったヴィニシウス・アラウージョ、8月に家族の来日がいったんは決まったが白紙に、そしてようやく来日がかなったというわけだ。