EU離脱が決まっている英国では2020年末で移行期間が終わるため、年明けからプレミアリーグを含めたサッカー界に様々な影響が及ぶとされている。

『Independent』によれば、新たなブレグジット・ルールでは、プレミアリーグのクラブが18歳以下の海外選手を獲得することは禁止されるという。

21歳以下の外国人選手についても、プレミアリーグのクラブは移籍市場ごとに3人までしか獲得できないとのこと。つまり1年間で最大でも6人までになる。これは才能あるホームグロウン選手たちを生み出すことを助長するためのものでもあるそう。

FA、プレミアリーグ、EFLの共同声明

「EU離脱後、(英国)クラブはEUから自由に選手を獲得することができなくなる。

プレミアリーグやEFL(2部~4部)でプレーしたいEU諸国の選手たちは、英国で働く権利を持たない他の海外選手たちと同様にGBE(承認)を得る必要がある。

プレミアリーグでは1クラブが1月の移籍市場で獲得できる21歳以下の海外選手の数は3人までに制限される。シーズンごとに6人までになる。

FIFAのルールのもとでは、EU離脱によって(英国)クラブが18歳以下の海外選手を獲得することができないことも意味する」

なお、21歳以下の選手獲得制限が適用されるのはプレミアリーグのクラブだけ。英2~4部のチームは、GBEを満たしているなら選手なら18~21歳までであっても制限なく獲得できる。

このルールは2021年1月1日から施行されるが、来夏の移籍市場が終わった後に再検討されるとのこと。なお、女子選手についても同じ規則が適用される。

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プレミアリーグは他国クラブから有望な18歳以下選手を引き抜いてきただけに、英国外ではこの決定を喜ぶファンも多いようだ。

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