モロッコ代表でもプレーしていたDFムハンマド・アベルフーンが、癌のためにこの世を去ったようだ。
ムハンマド・アベルフーンは1989年生まれの享年31歳。国内の名門マグレブ・テトゥアンでデビューし、モロッコ代表にも選ばれ2012年のオリンピックにも出場したセンターバックだった。
2014年にはマグレブ・テトゥアンのキャプテンとしてクラブワールドカップに出場し、オークランド・シティと対戦して敗れている。
【動画】マグレブのキャプテンマークを巻いた3番の選手が生前のアベルフーン。
2017年からはポルトガルリーグに進出し、モレイレンセで2シーズンプレー。昨季はトルコのチャイクル・リゼスポルに加入したが、今年2月のトラブゾンスポル戦で体調不良を訴えて離脱した。
その後の検査で胃癌を患っていることが発覚し、その後リゼスポルから財政的援助を受けつつ治療を行っていた。
10月には状態が改善され、サッカーへの復帰を望んでいるとInstagramに投稿していたものの、この数週間で状況が悪化。12月2日に息を引き取ったという。