レアル・マドリーとバルセロナの2強が苦しんでいる今季のラ・リーガ。第12節では昇格組のカディスがバルサを2-1で撃破する大番狂わせが起きた。

Optaによれば、カディスは20チーム制になって以降のリーガの前半戦でレアルとバルサの両方を撃破した初のチームになったとのこと。

カディスはレアル、バルサと並んで唯一2部降格を経験したことがないアスレティック・ビルバオにも勝利している。昇格チームがこの3クラブに勝利するのは、1981-82シーズン以来のことだとか(この時も3チームに勝利したのはカディス)。

一方、早くも4敗目を喫したバルサ。開幕10試合時点で勝点14というのは、1987-88シーズン(勝点13)以来のクラブワースト記録になったとのこと。

ロナルト・クーマン監督は「この敗戦は説明が難しい。これまではいい試合をしていたが、前半はよくなかった。後半はよくなったが、この負け方は信じられない。ありえないミスで負けた。集中を欠いていた」とこぼしていた。

指揮官が嘆いた2失点目は、バルサボールのスローインから信じられない形で失点を許している。

【動画】クーマンが嘆いたバルサのありえない失点シーン

ジョルディ・アルバのスローインをクレマン・ラングレとGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンが上手く処理できず、元レアルFWアルバロ・ネグレドにミスを突かれてしまった。

クラブワースト級の記録をいくつも作ってしまっている今季のバルサ。年内の残り試合は6つある。

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