リーグアンで圧倒的な戦力を有するPSGだが、今季は苦しでいる。首位リールと対戦した第16節にも0-0で引き分け、首位奪還のチャンスを逃してしまった。
その一戦ではDFプレスネル・キンペンベが自分の体を犠牲にしつつ、チームを救う「英雄的」シーンも。
後半32分、相手のカウンターを浴びたPSGはキンペンベひとりだけで守るような形に。全力で守備も戻ったキンペンベはスプリントした際に足を負傷。だが、顔を苦痛に歪めながらも、相手FWブラク・ユルマズに決死のタックルを敢行してピンチを救ったのだ。
One for the team... @PSG_inside 🔴🔵 #LAFORCE #LOSCPSG pic.twitter.com/0i7w2M8y0m
— Presnel Kimpembe (@kimpembe_3) December 21, 2020
【動画】これは英雄!PSGを救ったキンペンベの「自己犠牲タックル」シーン
完全に数的不利だった状況をひとりで救ったキンペンベ。海外のファンたちは「彼はすでに怪我していた、超絶リスペクトだ」、「プスカシュ賞級のタックル」、「名づけるなら、マルディーニ賞だな」、「スプリントで怪我したのに、それでもカウンターを止めた。戦士の精神だ」、「キンペンベはPSGの本物の戦士」、「1vs4のカウンターを完全に潰した。これまで見たなかで最高のタックル」などと反応していた。
ただ、このプレーでハムストリングを痛めたキンペンベは3,4週間ほど離脱する可能性がある。