鹿島アントラーズは24日、「元日本代表GK曽ヶ端準が今シーズン限りで現役を引退する」と公式発表した。

曽ヶ端準は1979年生まれの41歳。鹿島アントラーズの下部組織で育成され、1999年のアビスパ福岡戦でデビューし、それから23年にわたって同クラブに所属してきた「ワン・クラブ・マン」だ。

2002年ワールドカップや2004年アテネ五輪のメンバーにも選ばれるなど日本代表でも4試合に出場した経験を持っている。

2018年からはクォン・スンテのサブとなり、今季は若手の沖悠哉や山田大樹も台頭したことで、わずか1試合のプレーに終わっていた。

曽ヶ端準

「今シーズン限りで、現役生活を終えることを決めました。僕は鹿嶋で生まれ育ち、このまちに鹿島アントラーズが誕生し、始まりは1人のサポーターでした。

それがユースに入り、プロになり、1つのクラブでここまで長くプレーできるとは想像もしていませんでした。(中略)

このクラブで勝利のためにプレーし、引退できることを、心から嬉しく思います。23年間、ありがとうございました!」

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なお、2002年ワールドカップでプレーした選手の中で現役なのは稲本潤一(SC相模原)、小野伸二(FC琉球)、そして中山雅史(沼津)の3名となった。

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