今季J2リーグを優勝、J1への昇格を成し遂げた徳島ヴォルティスは24日、「2021シーズンの監督としてダニエル・ポヤトス氏が就任する」と公式発表した。

シーズン終了を待たずしてリカルド・ロドリゲス監督が浦和レッズに移ることが決まっていた徳島。それからしばらくして、同じくスペイン出身の指揮官を招聘することに成功した。

ダニエル・ポヤトス・アルガバ氏は1978年生まれの42歳。選手の経験はないものの、地元バルセロナのクラブであるエスパニョールのユースで指導者としてのキャリアを始めた人物だ。

2013年からはバーレーンの年代別代表で監督を務め、それからアトレティコ・マドリー(分析コーチ)、マッカビ・テル・アヴィヴ(アシスタント)など様々なクラブで指導を行っていた。

昨年はレアル・マドリーのU-19チームで監督を務めていたが、ギリシャの名門パナシナイコスでシニアプロチームの監督に初挑戦。ただ、そのときは1分2敗という結果になったこともあってか、わずか3試合で退任している。

ダニエル・ポヤトス

「新しい監督として徳島ヴォルティスの家族の一員になれることを誇りに思っています。日本最高峰のリーグでクラブの新しい時代を築けるチャンスを私にくださったことに感謝しています。

皆さんに楽しんでいただけるように、そして目標を達成出来るように最大限の努力と私の全てをクラブに注ぎます」

また、アシスタントコーチとしてはパナシナイコスでコーチを務めていたマルセル氏が就任するとのこと。

マルセル・サンズ・ナバーロ氏は1982年生まれの38歳で、バルセロナの下部組織で長く監督やコーチを務めていた指導者だ。

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「スペイン路線」の継続を選択し、見事に納得させる契約を結んだ徳島ヴォルティス。久しぶりのJ1リーグでどのような戦いを見せるだろうか。

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