日本代表MF三好康児がプレーするベルギー1部のアントワープ。この冬に退団を希望している“問題児”選手の反乱が話題になっている。

『AD』によれば、アントワープから退団するためにあらゆる手段を尽くしているのは、カメルーン人FWディディエ・ランケル・ゼだそう。

2018年からアントワープでプレーしているランケル・ゼは24歳の大型アタッカー。今季は序盤こそスタメン起用されていたものの、昨年10月以降は完全に干されている。

彼は敵チームであるアンデルレヒトのユニフォームを着てスタジアム入りしようとして警備員に止められたそう。さらに、SNS上で「明日はベールスホットのユニフォーム(を着る)」と予告していたとか。

彼はギリシャのパナシナイコスへの移籍を希望しているが、契約が2022年まで残っているアントワープは0円では退団させたくない構え。これにランケル・ゼは「シンプルな話だ。僕はギリシャに行きたい。個人合意している。僕のキャリアで遊ばないでくれ」とは怒っているとか。

アントワープは彼の問題児ぶりに長らく悩まされてきたという。

練習で先輩イェレ・ファンダメと喧嘩をしたり、ファンと喧嘩をしたり、走るのは嫌だと仮病を訴えたり、チームとの合意に従わなかったり、何度かメンバーを外されたこともあったそう。また、試合でもこれまでに3度退場(一発レッドカードは1回)になっている。

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すでにアントワープのトップチームからは追放状態にあるようだが、果たして…。

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