セリエA第19節、エラス・ヴェローナ対ナポリ戦で驚きのゴールが決まった。
キックオフからわずか8.9秒でナポリが先制ゴールを奪ったのだ。
ディエゴ・デメのロングフィードが相手DFのミスを誘発すると、イルビン・ロサーノがあっという間にネットを揺らした。
【動画】キックオフから8.9秒!ロサーノの電光石火ゴールシーン
セリエA史上3番目に速い電撃ゴールを決めたナポリだが、最終的には3-1で逆転負けを喫している。
『Sky』によれば、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「決断を下すのは自分なので、勝てなかった時の責任は自分にある」としつつ、こうも述べていたそう。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ナポリ監督)
「がっかりしている。適切なゲームプランがあったし、前半に4,5回のチャンスがあり、試合を殺すことができたはずだったからだ。
悔いているのは、これほどのことをしているのにそれを無駄にし続けていることだ」
「今季はあらゆるチームが浮き沈みを経験している。我々は頭を整理する必要がある。
前半はやりたかったプレーができていたのに、後半は全てが間違っていた。間違ったチョイスをした。
簡単じゃない。スーパーマーケットに行って、決断力を10ユーロ(1263円)で売ってもらうことはできない。
試合の解釈だ。前半にはそれがあったのに、後半になると全く違う姿勢になっていた」
前後半で全く違うプレーになってしまったことを嘆きつつ、意思決定力を身に着ける難しさも口にしていたようだ。