カタールで行われてきた2020年クラブワールドカップの決勝戦が11日に行われ、欧州王者のバイエルン・ミュンヘンが2度目の優勝を果たした。

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この試合前にジェローム・ボアテングが元彼女の死去を受けて帰国し、さらにトーマス・ミュラーが新型コロナウイルスに感染したことで離脱。バイエルンはややメンバーを落として決勝に臨むこととなった。

その中で18分にはヨシュア・キミッヒのミドルシュートがゴールに刺さるも、VARでのオンフィールドレビューでオフサイドの判定に。ロベルト・レヴァンドフスキの動きがキーパーに影響を与えていたとして得点は認められなかった。

とはいえその後も押し気味に試合を進めたバイエルンは、59分に先制点を奪取。レヴァンドフスキのヘディングがセーブされた後、こぼれ球をバンジャマン・パヴァールが押し込んだ。

一旦はオフサイドと判定されたが、今度は逆にVARによる検証でゴールが認められ、スコアは1-0となった。

このリードを守りきったバイエルンがティグレスを下してクラブワールドカップの優勝カップを手にしている。

なお、バイエルンは2019-20シーズンに国内リーグ、カップ、チャンピオンズリーグ、国内スーパーカップ、UEFAスーパーカップを優勝しているため、年間「6冠」を達成。これは2009年のバルセロナ以来となる快挙だ。

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