新型コロナウイルスによる中断以降、イングランド・プレミアリーグでは「Black Lives Matter」運動を支持するキャンペーンが行われてきた。

試合前に両チームの選手たちが跪き、人種差別に対する反対の意思を示すなどしている。

そうしたなか、クリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハがこれに異を唱えた。

ザハはSNS上で人種差別の対象にされてきた選手であり、昨年には彼に悪質な投稿をした12歳児が逮捕されている。そのザハはポッドキャスト配信『On The Judy』でこう述べたという。

ウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレスFW)

「なぜ自分たちが大事だと示すために跪かなければいけないのか?

なぜ自分たちが大事だと示すために『Black Lives Matter』の文字を背中に背負わなければいけないのか?

これは全て品位を落とすものだ。

常に人々は僕に『Black Lives Matter』や人種の話をさせたがっている。でも、自分は『ザハは私たちのために話したんだ』と言われるためにしているわけじゃない。

まるでチェックボックスみたいだ(義務的?)。

自分はもうこれ以上何もしない。物事が変わらない限り、そのためだけに喋ることはしないからだ。

全てのプラットフォームで起きていることを目にしているはずだ。偽アカウントを作って絶えず黒人を侮辱している人間たちがいる。だが、それは変わっていない。

だから、変わらないものについて話してくれと俺に言うな。変えろよ。

これら全ての見え透いたジェスチャーは何の意味もない」

本気で変えるつもりもなく、ただやるだけが目的になっていると批判していたようだ。

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英国ではサッカー界が団結してSNS企業にネット上での叩き行為を取り締まるよう呼びかけたばかり。それだけにザハの発言は話題になっているようだ。