失言問題で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会長の辞任を表明した森喜朗氏の後任として有力視されていた川淵三郎氏。
ただ、後任人事などのあり方などをめぐって、会長就任を辞退することになった。
川淵氏は初代チェアマンとしてJリーグ創設に尽力し、2002年から2008年までは日本サッカー協会の会長を務めた人物。また、日本バスケットボール協会の会長を任されるなど多くの改革を行ってきた。
フジテレビ系列の番組『ワイドナショー』に出演した前園真聖さんは川淵氏をめぐる報道についてこう述べていた。
前園真聖
「この番組でもBリーグの改革の時にお世話になりましたけれども、川淵さんは頼まれて大変なとことか茨の道でも非常に使命感とか責任感とか強い方なので。
今回の発言も川淵さんだとああいう感じで自分がやりますみたいな発言になるのはなんとなく分かるので。
もう少し…森さんから直接(的に)密室とかではなくて、組織委員会とかしかるべき場のところで、森さんは辞められるけれども、発言として適任だとみなさんがいる前でやっていればもっと違う形だったのかなと思う。
僕はあまりネットニュース見ないんですけど、今回は川淵さんが出たので色々見てたんですけど、決まる前から川淵さんのこれまでのJリーグを作り上げたとか、Bリーグも本当にダメになるところを改革した方なのに、そういうことよりも昔の失言とか発言とかそれが先に出てきてるんですよね。
そういう報道を見て、本当にげんなりしましたし、もう少しその人の功績とかいいところを取り上げるような報道ってなんで出ないのかなって少し寂しくなりました」
これに東野幸治さんも「確かに」と同意すると、ダウンタウンの松本人志さんも「なんなんでしょうね、日本のオウンゴールみたいな報道の仕方(笑)」と反応。
東野さんは「もちろん森さんの発言は失言だと思うんですけど、功績もあるし。すごくそこの揚げ足取りというか…ご本人も仰ってましたけど、報道の在り方とか。これもだからおそらく内々で川淵さんにやって頂こうという時にご自宅に報道陣がばっと行く。ご本人が色々喋ってしまう。で、どんどん悪い方に転がっていったっていう…」とも続けていた。