サッカー界において花形である「ストライカー」(=点取り屋)というポジション。
年々、戦術が複雑化するなかで求められるものは変わりつつあるが、ある程度の体格が必要とされることはそれほど変化していない。
しかしそんな厳しいポジションにあって、恵まれない体格でありながらすばらしい成績を残した選手たちもいる。
今回は「175cm以下」の身長で、世界の最高峰にまで上り詰めた伝説的なストライカーたちをご紹介しよう。
サディオ・マネ
身長:175cm
近年に限定していえば、限りなく世界の頂点に近い位置まで上り詰めているのがマネだろう。
175cmと小柄ながら、圧倒的な心肺機能を持ったセネガル生まれのストライカーは、その異次元のスピードと運動量で、ユルゲン・クロップ監督が作り上げた情熱的なフットボールの核弾頭となっている。
UEFAチャンピオンズリーグ、プレミアリーグ制覇は、彼の身を粉にした働きがなければ成し得なかったはずだ。