先日行われたバルセロナの会長選挙。2003年から2010年までその座にあったジョアン・ラポルタ氏が再び当選することになった。

今回はそのラポルタ氏が会長を務めていた2003~2010年に行われた補強で「かなりお買い得だった」選手たちをピックアップした。

リュドヴィク・ジュリ

加入年:2004

加入時の移籍金:750万ユーロ(およそ9.68億円)

164cmという身長の低さと明るい性格から「マジカルエルフ」という愛称も付けられたフランス人アタッカーは、リヨンとモナコで活躍し、チャンピオンズリーグでもインパクトを残したあと、2004年にバルセロナへと移籍した。

スペイン初年度から3トップの右サイドに定着し、その攻撃センスと運動量で輝きを見せた。2004-05シーズンは11ゴールを奪取するなど得点力も示し、UEFAチャンピオンズリーグ優勝にも貢献している。

リオネル・メッシが台頭したあと2007年にローマへと移籍しているが、3シーズンで124試合に出場。価格以上の価値を示してみせた。