先日、歴史上初めてクラブにディレクター職を置くことを決めたマンチェスター・ユナイテッド。
全カテゴリーを統括するフットボールディレクターにジョン・マータフ氏、そしてテクニカルディレクターにダレン・フレッチャー氏が就くことになった。
2013年にデイヴィッド・モイーズ氏の指名によってエヴァートンから引き抜かれたマータフ氏は、アカデミーやスカウト部門の改革に携わったほか、データサイエンス戦略の開発にも尽力した。
その実力はかなり高く評価されていたとのことで、『The SUN』によれば以前デイヴィッド・ベッカム氏からの誘いがあったそう。
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したレジェンドのベッカム氏は、現在アメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミでオーナーを務めている。
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彼らは敏腕フロントスタッフとして評価したマータフ氏を、クラブを統括する役割として迎えたいとして交渉を行っていたとのこと。
しかし、マータフ氏はその誘いに関心は示しつつもマンチェスター・ユナイテッドに残ることを決断したという。
それがエド・ウッドワードCEOの評価を高めたのかどうかは不明だが、今回マータフ氏はユナイテッドの方で同じ役割を務めることになった。今後彼がどのようにクラブを改革していくのか注目だ。