サッカー界に新たなフリーキック達人が現れた。
ロリアンに所属する22歳のFWアルマン・ロリアントだ。
リーグアン第30節ナント戦で叩き込んだ長距離フリーキックの弾道がとんでもないと話題になっている。その仰天シュートがこれ!
何じゃこの落ち方!まさにナックル…。まるでジュニーニョ・ペルナンブカーノばりの球質だと話題になっている。
敗戦濃厚だったロリアンだが、終了3分前に決まったこの衝撃FKで1-1の引き分けに持ち込んだ。
『RMC Sport』によれば、クリストフ・ペリシエ監督も「とんでもない方法で同点に追いついた」と驚嘆していたそう。また、練習場でロリアントのキャノンシュートに慣れているという守護神マチュー・ドレイェルも絶賛。さらに、ナントのアントワーヌ・コンブアーレ監督さえも脱帽していた。
マチュー・ドレイェル(ロリアンGK)
「彼は信じられない一撃を持っている。信じられないスピードで飛んでいくんだ。
ボールが浮き上がり、厄介だ。
GKにとってはものすごく難しい。僕もトレーニングでそうだ。
分からないかもしれないが、ボールはずっと動いている。リモートコントロールさ。ブラボーと言うしかない」
アントワーヌ・コンブアーレ(なんと監督)
「練習で取り組んでいるんだろう。彼とロリアンにとってはいいことだ。
GKアルバン・ラフォンは驚いていたよ。バーを越えると思っていたのだが。
(GKは)手を伸ばしてジャンプすればいいと言われるだろうが、難しいよ。
こういうフリーキックはジュニーニョ以来だ。それ以降見たことがない」
ロリアンとナントは残留を争っているのだが、思わず敵将も褒めざるをえなかったようだ。
【動画】ナックルだけじゃない!FK達人ロリアントの曲げて落とすフリーキック
今季3ゴールのロリアントだが、先月末のサンテティエンヌ戦でも完璧な軌道のフリーキックを叩き込んでいる。