日本代表チームは25日、日産スタジアムで国際親善試合の韓国代表戦を戦い、3-0で勝利を収めることに成功した。

元々はミャンマーとのワールドカップ予選が予定されていたものの、それが事情によって延期になったため、その代わりとして韓国との試合が設定された。

新型コロナウイルスの影響によって海外組の一部を招集できないなか、日本代表は右サイドバックに初招集となった山根視来(川崎フロンターレ)を起用する。

序盤からペースを握った日本は17分に先制点を奪取。前線に送られたパスが一度奪われかけたところを、大迫勇也がすかさず見事なバックヒールで触る。

これが前に残っていた山根視来の元へと通り、彼はそのまま前を向いて豪快にシュート。クロスバーに当たってネットを揺らし、代表初出場での初ゴールとなった。

さらに27分には伊東純也のディフェンスから一発のカウンターが決まる。大迫勇也が前で収め、キープから右へと繋ぐ。そこにサポートした鎌田大地がドリブルで仕掛け、対面するキム・ヨングォンの脇を通すピンポイントのシュートをゴール左隅へと沈めた。

2-0とリードしてハーフタイムを迎えた日本は、後半開始とともに鎌田大地を下げ、江坂任を投入攻撃の意識とサポートの動きを高めてきた韓国にややチャンスを作られる場面も増えたものの、その中でカウンターを狙いながら試合をコントロールしていく。

そして83分には左CKから江坂のキックを遠藤航がヘディング、韓国に止めを刺す3点目を叩き込んだ。

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この結果、日本代表は3-0というスコアで韓国を相手に完勝。多くの選手が代表デビューを飾ることにも成功し、いい形で試合を終えた。

なお、日本代表は30日に千葉のフクダ電子アリーナでモンゴル代表とのワールドカップ・アジア二次予選を戦う予定となっている。

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