今月世界各地で行われるFIFAワールドカップ予選。

この度、史上初めて女性審判が男子のW杯予選で主審を務めることになった。

ひとりはフランス人のステファニー・フラパールさん(37歳)。もうひとりはウクライナ人のカタリーナ・モンスルさん(39歳)。

フラパール審判はオランダ対ラトビア戦、モンスル審判はオーストリア対フェロー諸島を担当する。

ピエルルイジ・コッリーナ(FIFA審判委員会委員長)

「すでに彼女たちは男子トーナメントの重要な試合も裁いてきたが、FIFAW杯予選で初めて審判を行うことは特別であり、とても誇らしい。

この数年、彼女たちはハードワークをしており、この指名は2人が行ってきたいい仕事への評価だ」

フラパールさんは今季のUEFAチャンピオンズリーグ、ユヴェントス対ディナモ・キエフ戦を裁いた。また、モンスルさんもUEFAヨーロッパリーグのヘント対スロヴァン・リベレツ戦を裁いたほか、2人ともすでにUEFAネーションズリーグの代表戦でも主審を務めた経験がある。

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コッリーナ氏は「FIFAは引き続き女性審判の育成をサポートしていく。将来的には女性審判が男子の試合に指名されることは非常に当たり前のことになると確信している」とも述べた。

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