もはやサッカー界でも欠かせないツールとなったSNS。
ただ、人種差別的投稿などの問題があり、ティエリン・アンリはSNSからの引退を表明した。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルもそれに続く可能性があるようだ。
メキシコとの国際親善試合に1-0で勝利したウェールズ。だが、『BBC』によれば、アフリカにもルーツを持つFWラビ・マトンドとDFベン・カバンゴのSNSには人種差別的な投稿が寄せられたという。この件を受けて、代表キャプテンであるベイルはこう述べたとのこと。
ギャレス・ベイル
「何かを起こす必要がある。
皆で団結して、SNSボイコットを決め、声明を出せたら。
その声明を出すために、1人や2人ではなく皆で一斉に、スポーツ界やあらゆるの業界の影響力がある多くの人達と一緒にSNSを離れれば、役立つと思う」
「個人的な観点からいえば、自分は(SNSを)避けようとしている。
ネガティブなことを言って、落胆させようとする有害な人間が大勢いるからね。
自分たちがやっていること、練習の写真や楽しんでいることをシェアできるのはいいことさ。
でも、それへのコメントを見ると、距離を置くのがベストなこともある。
シェアしたいものをシェアして、コメントはあまり読まない。ひどい人間もいるからね」
自分もSNS上で散々悪いことを言われてきたというベイルは差別的な投稿を受けた2人とも話したそう。
なお、すでにこの件は警察が捜査しているとのこと。