7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト8の1stレグ、バイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマンの一戦は、2-3という結果となった。
ゴールを奪い合う展開の口火を切ったのはキリアン・エムバペ。なんとキックオフからわずか3分、ペナルティエリア右に生まれたスペースに抜け出すと、低く鋭いシュートを放つ。
それをバイエルンの守護神マヌエル・ノイアーがキャッチを試みるも、ボールは胸に当たってこぼれ、股の間を抜けてゴールの中へ…。電光石火でアウェイのパリ・サンジェルマンが先制点を決めたのだ。
/#PSG が敵地で昨季王者 #バイエルン に3-2で先勝⚽️
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— WOWOWサッカー (@wowow_soccer) April 8, 2021
その後パリ・サンジェルマンは28分にもマルキーニョスがゴールを決め、リードを2点に広げることに成功する。
追いすがるバイエルンは37分にシュポ=モティングが古巣相手にゴールを決め、差を縮める。さらに60分にはセットプレーからトーマス・ミュラーが見事なヘディングで同点弾を叩き込んだ。
だがその8分後には再びエムバペの右足が火を吹く。ペナルティエリア左での1対1からゴール左隅へと意表をついたシュートを決め、パリ・サンジェルマンに勝ち越し点をもたらした。
これによって1stレグはパリ・サンジェルマンが敵地で3つのアウェイゴールを獲得して勝利するという結果に。バイエルンは「敵地で2点差以上の勝利か、あるいは4点以上決めての1点差勝利」という厳しい条件を突きつけられながら来週の2ndレグに臨むこととなる。