19日に発表された欧州スーパーリーグの計画は、それから2日間で崩壊を余儀なくされた。
最初に参入が発表された12チームの中、すでに10クラブが撤退を表明。残ったのはレアル・マドリーとバルセロナのみとなっており、もはや運営が可能な状況にはない。
『Daily Mail』によれば、欧州クラブ協会の理事を務めているヤングボーイズ(スイス)のCEOワニャ・グリュエルは以下のように話したという。
ワニャ・グリュエル
「複雑な気持ちだ。とはいえこれは欧州サッカーにとって最大の惨事だったと思うので、崩壊は幸せだ。
しかし混乱させられる。彼らは本当に講義されないと思っていたのか。私から見れば、それは予想できることだよ」
「スーパーリーグ参加を表明していたクラブを再統合するのは難しいだろう。
我々が彼らを締め出すことはできないが、彼らがやったことをサッカーコミュニティに対してどのように償うのか。それは話し合う必要があるよ。
サッカー界にいる人間全員が、このコスト構造を管理する方法を見つけなければならないよ。
選手は特別な存在だよ。優れた業績をあげるし、素晴らしい給与を支払うに値するが、かといって年間5000万ポンド(およそ75.3億円)を稼ぐ必要があるのだろうか。
コストへのプレッシャーが少なければ、我々はより多くのお金を切望することもないはずなのだ」
参加を表明したクラブをふたたび受け入れるには、何らかの償いがなければ難しいのではないか…と予想しているようだ。
またこれらを招いたのはコストの増大であるとして、今後それらの構造自体を管理していく必要があるとも指摘している。