マンチェスター・シティで活躍するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン。
『The Players Tribune』でドルトムント時代のユルゲン・クロップ監督との思い出を明かした。
イルカイ・ギュンドアン
「些細なミスが大きなトラブルになることがある。
僕はそれを知っているよ。一度、ユルゲン・クロップを怒らせたことがあるからね。本当に怒らせた。
(当時のドルトムントでは)練習前に調子が悪かったら、チームドクターに報告しなければいけないというルールがあった。
怪我を回避する方法さ、ユルゲンは(その選手が)練習できないかもしれないことが分かる。
ある朝起きたら、ハムストリングがちょっと変だった。筋肉の問題なのか、疲れているだけなのか?分からなかった。
ドクターにメールするべきだったかもしれない。でも、たぶん大丈夫だろうと思ってしまった。
いつも通り、僕は練習の1時間前にトレーニング場に着いた。念のためにドクターにハムストリングを見てほしいと頼んだ。
『筋肉が少し張っているように感じる。なぜメールしなかった?』と言われたので、『大丈夫、練習できます。問題ありません』と答えた。
『ボスに知らせなければいけない。リスクは冒せない』と言われ、数分待っていると、ユルゲンがやってきた。彼は不満げだった」