サッカー北マケドニア代表とキットサプライヤーのJakoは28日、6月に開幕する欧州選手権(EURO2020)に向けた新ユニフォームを発表した。

今回が本大会初出場となる北マケドニア。3月には2022カタール・ワールドカップ欧州予選でドイツを破る番狂わせを演じて話題となっていた。

North Macedonia 2021 Jako Home

EURO2020に向けて、なんと2016年モデル以来となる5年ぶりの新ユニフォーム発表となった。キットサプライヤーはJakoで継続している。レッドを基調とした点は以前と同じだが、デザインは前モデルと大きく異なる。

前面にラインアートのように描いているのは、バルカン地方に生息するオオヤマネコ(またはバルカンオオヤマネコ)。絶滅が危惧されている貴重な動物で、北マケドニアの通貨デザインにも使われるなど同国を象徴する存在だ。

正式な国名は北マケドニア共和国。国土の面積は日本の0.07倍という欧州の小国である。そんな代表チームをサポートするドイツのスポーツメーカーJakoも中堅のブランド。この関係は、前回大会のアイスランドとErreaを思い出させる。