今季途中に就任したチェルシーをUEFAチャンピオンズリーグ決勝に導いたトーマス・トゥヘル監督。
2017年まで率いたドルトムントではチームバスが爆弾事件に巻き込まれる前代未聞の出来事に見舞われている。DFマルク・バルトラが手首を骨折した事件はサッカー界を震撼させた。
『Telegraph』によれば、トゥヘル監督はあの事件についてこう述べたという。
トーマス・トゥヘル(現チェルシー監督)
「今日に至るまで、当時の我々が直面したような身の危険を感じたことはない。
バスのなかに釘が突き刺さっているのが今でも目に見える。
自分が座っていた場所の周りにも釘が突き刺さっているのがね」
あの時ほど恐怖を感じたことはなかったそうで、爆発で釘が飛散した様子が目に焼き付いているという。
予定されていたCLモナコ戦は急遽延期となったが、翌日に開催。香川真司もゴールを決めたが、ドルトムントは2-3で敗れた。
ファンたちは事件翌日に試合を強いたUEFAの決定は酷いものだったなどと反応している。