EURO2020の優勝候補に挙げられているイングランド代表。
怪我明けとなるジョーダン・ヘンダーソンとハリー・マグワイアも本大会のメンバーに入った。
鼠蹊部の故障で2月以降プレーしていなかったヘンダーソンはルーマニア代表との親善試合で実戦復帰。後半からプレーしたが、PKのチャンスを失敗している。
そうしたなか、あのロイ・キーンは『ITV』でこんな指摘をしていた。
ロイ・キーン
「ジョーダンは明らかにフィットしていない。彼はかかわる(メンバーに入る)べきではないと思う。
彼にいて欲しいという声を聞くが、何のためにだ?
彼はカードマジックをやるのか?歌を歌うのか?夜にクイズでもするのか?」
フィットしていない彼を何のために連れていくのかと指摘していたようだ。
Jordan Henderson has his penalty saved 🧤 pic.twitter.com/xgFvlHd3k1
— ESPN FC (@ESPNFC) June 6, 2021
ヘンダーソンがPKを蹴ったことついては、ギャレス・サウスゲイト代表監督もやや苦言を呈していたとか。
ギャレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)
「PKキッカーはマーカス・ラッシュフォード、その次がジェームズ・ウォード=プラウズだったが、2人ともすでに交代していた。
その時、ヘンドがピッチ上でキャプテンだった。彼が決断を下した。
ドミニク・カルヴァート=ルインが蹴ることを期待していた。私がFWであるドミだったら、そう簡単にはいかなかったもしれない。
(今回はキャプテンとしてヘンダーソンが特権を振りかざしたが)次は我々が特権を振るう。
ヘンドともに作り上げていくしかない。今日はいいステップだった。
インテンシティがやや落ちる後半45分に彼を入れるのに正しいタイミングだと考えた。
彼の体がどう反応するかを見るが、ピッチに戻ってきたのはいいことだった。
彼のリーダーシップや他者への影響力を見てとれただろう」
PKを阻止されたヘンダーソン本人は「自信はあったが、あれはいいセーブだった。いいPKではなかったし、GKにとっていい高さになってしまったが、それほど気にはしていない。復帰をゴールで締めくくれればよかったけどね」と述べていた。