2019年にレアル・マドリーの監督に復帰したジネディーヌ・ジダン監督。まだ契約が残っていたが、今季限りでの退任を決断した。
チームを去った後には『AS』での公開書見でクラブへの不満を公にしている。そうしたなか、『ABC』が気になる話を伝えた。
ジダンはレアル側が望んでいた契約延長を希望せず、辞任するまで両者の距離は開く一方だったという。また、今回の別れは傷を残すものになったとか。
ジダンがレアルの監督に復帰した2019年に結んだ契約にはある条項が含まれていたそう。それは、契約途中で自ら辞める決断をした場合、ジダン側が1000万ユーロ(13億円)ほどの違約金をクラブに支払うというものだったとか。ちなみに、ジダンがレアルから得ていた年俸は1200万ユーロ(16億円)ほど。
今回レアルはその違約金を要求できたはずだったが、ペナルティは科さなかった。そのためジダンは一銭も支払うことなく退団。にもかかわらずクラブへの不満を公にしたことにクラブ側はひどく気を悪くしているとか。