現在マンチェスター・ユナイテッドが狙っているというイングランド代表DFキーラン・トリッピア。しかしその交渉はあまりうまく進んでいないようだ。

かつてトッテナム・ホットスパーで活躍を見せ、世界でも屈指の右サイドバックとして評価を高めることに成功したトリッピア。

それからアトレティコ・マドリーへと移籍することを決断し、スペインでの挑戦にも成功。今回のEURO2020では左サイドバックでも起用されており、プレーの幅も広げている。

マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めているオレ・グンナー・スールシャール監督はその彼を高く評価しており、今夏のマーケットで獲得を検討していると言われてきた。

しかし『BBC』によれば、マンチェスター・ユナイテッドは現在トリッピアに設定された額を支払うことができないとのこと。

アトレティコが設定している契約解除料は4000万ユーロだが、契約が残り1年になっていることもあって2000万ポンドまで安くなっている。

だが、マンチェスター・ユナイテッドも残り1年しか契約がない30歳の選手に2000万ポンドを支払うことには前向きではなく、両者の希望が合致していないようだ。

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また、トリッピア自身はイングランド北西部に住んでいる家族の近くでプレーすることに前向きであるものの、では移籍を要求するまでの情熱を持っているわけでもないそう。

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