2017年、エヴァートンからマンチェスター・ユナイテッドへ7500万ポンド(およそ109.1億円)で移籍したロメル・ルカク。

ジョゼ・モウリーニョ監督の下で当初は活躍を見せたものの、徐々に失速。今季はインテルへと移籍することになった。

先日の代表戦ではこんなスーパーゴールも決めており復活をアピールしているが、ユナイテッド時代の2年目は常に批判を受ける立場となってしまっていた。

彼について話したのはスティーヴ・ウォルシュ氏。2006年まで体育教師をしながらチェルシーでスカウトをし、ジャンフランコ・ゾラやディディエ・ドログバを見出した人物だ。

その後レスターでもリヤド・マフレズやジェイミー・ヴァーディ、エンゴロ・カンテなどを発掘。2016年にエヴァートンへと引き抜かれ、2年後に解任されるまでディレクターを務めた。

つまりアブラモヴィッチ体制のチェルシーや驚きのプレミア優勝を果たしたレスターを支えた敏腕スカウトである。

もちろんジョゼ・モウリーニョとは顔見知りである彼は、マンチェスター・ユナイテッドがルカクを獲ろうとしたときにこう助言をしたとか…『The Athletic』が伝えている。

スティーヴ・ウォルシュ

「ジョゼがエヴァートンからルカクを獲得しようとした時、彼に言ったことを覚えている。『ルカクは大きな赤ちゃんだ』と。

彼(モウリーニョ)は対処できると言っていたがね。メンタル的にうまくルカクを使えたとは思わない。

それはポール・ポグバについても同じだ。私が好むタイプの選手ではない。なぜなら、彼らはチームよりも自分自身のことを重視しているからだ。

ユナイテッドは多くの選手を獲得した。ワンビサカを5000万ポンドで買った。彼はこれから良くなるだろうが、私から見ればボールを持っている時の彼は最高ではない。ユナイテッドには良いディフェンダーよりもボールを持ってプレーできる選手が必要だ。

キーラン・トリッピアなら、早くボールを前線に入れられるし、チームにはそれを決められるストライカーもいる。偉大なDFでもフィジカルモンスターでもないがね。常識的な話だ」

ルカクは精神的にトップレベルの選手ではなく、モウリーニョでも対処するのが難しい存在だと感じていたようだ。