先日行われたEURO2020のデンマーク対フィンランドの前半終了間際、クリスティアン・エリクセンがピッチ上で昏倒した。

心臓が停止していたためにその場で胸部マッサージとAEDによる処置を受け、病院へと運ばれていった。幸いにして彼は意識を取り戻し、安定した状況にあるという。

その事故の際、デンマークの主将を務めているシモン・ケアーは仲間とともにエリクセンの周りを囲み、悲痛な場面を見せないように務めた。

彼はエリクセンの件についてInstagramなどでメッセージを発表し、ベルギーとの試合には全員で一緒に向かうと語った。

シモン・ケアー

「とても特別な日があった。サッカーが最も重要なものでなくなる日が。

僕にとって、そして我々全員にとって、永久に残る衝撃だった。ただ重要なことは一つだ。エリクセンが大丈夫だったというね。

チームとしての振る舞いを誇りに思う。難しい時間に団結して立ち上がった。感動したし、すべての支援にとても感謝している。

我々はクリスティアンと心を繋いでベルギーと対戦する。それは我々に穏やかさを与えてくれる、サッカーの試合に集中させてくれる。

クリスティアンのため、そしてデンマークのためにプレーする。それが我々にとって最大のモチベーションだ。いつものように最善を尽くす」

【写真】心臓の病気から生き延びたサッカー選手たち

なお、デンマークはベルギーとの試合で開始直後に先制点を決めたものの、その後トルガン・アザールとケヴィン・デ・ブライネにゴールを許し逆転負けを喫している。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい