先日行われたEURO2020のグループステージ第1節、デンマーク対フィンランドで大きな事故が起こった。

デンマーク代表のクリスティアン・エリクセンが前半終了間際に突如意識を失い、ピッチに倒れ込んでしまったのだ。

彼の心臓は停止していることが明らかになり、救急隊によってピッチ上で心臓マッサージやAEDによる処置を受け、騒然とした雰囲気の中で病院へと運ばれていった。

幸いにしてエリクセンは意識を取り戻すことに成功し、安定した状況にあることが発表されているが、それでもまだまだ体調を監視されている状態だ。

そして16日に第2節のロシア戦を迎えたフィンランド代表は、そのクリスティアン・エリクセンに向けたTシャツを作成し、全選手がウォームアップの際に着用していたのだ。

「良くなってくれ、クリスティアン」と胸にメッセージが描かれた白いシャツを着たフィンランド代表。

【写真】心臓の病気から生き延びたサッカー選手たち

残念ながらロシアには0-1で敗れてしまったために決勝トーナメントへの進出を確定させることはできなかったものの、最終節に勝点を奪えば3位以内の可能性がある。

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