EURO2020のスコットランド対イングランド戦でマンオブザマッチに選ばれたのは、チェルシーに所属するスコットランド代表MFビリー・ギルモアだった。
だが、彼は新型コロナウイルスへの感染が判明し、10日間の自己隔離を余儀なくされることになった。
そうしたなか、イングランド代表はベン・チルウェルとメイソン・マウントを予防的に自己隔離させると発表。
ギルモアを含めた3人はチェルシーのチームメイトであり、EUROでの試合後にハグや会話を交わしていた。
英国健康保護局のガイダンスでは、1メートル以内で会話した場合や陽性者から2メートル以内の距離に15分間いた場合には濃厚接触とされ、自己隔離を余儀なくされうるという。
イングランド代表は月曜午後の検査では全員が陰性だったものの、英国健康保護局との協議を続けるとのこと。
『BBC』によれば、ギャレス・サウスゲイト監督は「2人は明日OKになるか、10日間離脱するのかは分からない。率直に言って、現時点では不明なものが多い」と述べたという。
一方、スコットランド代表はキャンプ内での濃厚接触はないため、ギルモア以外の25選手はクロアチア戦に出場できるとしている。