かつてPSGやレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元アルゼンチン代表DFガブリエル・エインセ。
43歳になった同氏はMLSアトランタ・ユナイテッドの監督を17試合で解任された。
『Fox Sports』によれば、ヘインセ監督のスパルタなやり方を選手たちは嫌がっていたという。
事態があまりにも悪化したため、選手たちを代表してMLS選手会がリーグに苦情を申し立てていたそう。
関係者によれば、エインセ監督は選手たちが練習中に飲める水の量を制限しており、チームドクターが介入しなければいけなかったという。また、エインセ監督は選手たちに保証されている休日を与えることも拒否。いつでも電話に出られる状態でいることや即座に練習場に来ることを要求していたとのこと。
関係者は「戦術やサッカー面はともかく、ピッチ外のことがトゥーマッチすぎたため、選手たちは日々精神的に疲弊していた」とも語っている。
現役時代は守備のユーティリティープレイヤーとして重宝された一方、汚いプレーや激しい気性が問題になることもあったエインセ。2010年ワールドカップでは自分の顔に当たったテレビカメラをブン殴ったシーンも話題になった。