5人兄妹をひとりとして母子家庭で育ったイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード。
母親に深く感謝している彼は、団体などと協力して自分と同じような境遇にある子供たちへの支援を続けてきた。そうしたなか、SNS上に綴ったこんなメッセージが話題になっている。
マーカス・ラッシュフォード
「僕がこの18か月間でどのように商業的利益を得たのかについて、『The Spectator(週刊誌)』が明日記事を掲載する予定だと聞いた。
はっきり言えば、僕がブランドとパートナーになる必要はない。自分がパートナーになる理由はピッチ外での仕事を進めたいからだ。受け取る報酬の大部分はそれに貢献している。
昨夏には130万人の子供たちが食料支援を受けることができたし、『Burberry』との僕との関係によって、子供たちは放課後に安全な場所で食事をとることができるようになった。
11月の投資に続き、弱い立場にある子供たちが夏休みに安全に過ごせる場所も確保できた。また、僕と『Macmillan』との関係によって、8万人の子供たちが自分の本を手にすることができた。
このUターンをしたことで、自分にはより大きな商業的魅力があるか?確信はある。
ただ、僕はマンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のサッカー選手でもある。
なぜいつもモチベーションが必要なのか?なぜ僕らは正しいことをしないのか?
P.S. たまに『The Spectator』の記事を楽しく読むこともあるけれど、これは話にならないよ…。おやすみ」
週刊誌に掲載される記事内容は明らかではないが、コロナ禍にあったこの1年半で企業などから商業的な利益を得ていたと指摘するもののようだ。
ラッシュフォード本人はパートナーシップ契約で得た報酬はピッチ外の活動にほとんど使っていると主張。現地では、自らのポリシーを擁護したとも伝えられている。