イタリアとのPK戦に敗れて、EURO2020の優勝を逃したイングランド代表。

PKを失敗した3選手には人種差別的投稿が相次いだが、彼らを支援する動きも広がっている。

『Welwyn Hatfield Times』によれば、PKを失敗した19歳ブカヨ・サカを励ますメッセージなどを送った小学生のもとに彼からお返しの贈り物が届いたそう。

ブルックマンズ・パーク小学校の子供たちはサカを支援するために手紙や絵を書き、2人の生徒が同じ地区にあるサカの自宅にそれを届けた。

その後、サカの父であるライオネルさんが学校を訪れ、息子のサインが入ったカードとユニフォームを寄贈。また、子供たちからのサポートに対する感謝も伝えたそう。

「ブルックマンズ・パーク小学校のみんな、温かいメッセージをありがとう」とのメッセージが書かれたユニフォームはサカがEUROクロアチア戦で実際に着たものだとか。

また、カードには「たくさんのメッセージ、絵、写真を本当にありがとう。とても素敵だし、とても励まされたよ。感謝を込めて、学校のためにユニフォームにサインを入れました。生徒たちが毎日学校に通い、夢を実現するための励みになったらいいな」とのメッセージが添えられたそう。

【動画】19歳で蹴るだけですごい…サカ、PK失敗で慰められたシーン

副校長はサカからの贈り物を学校に展示すると喜んでおり、子供たちも「あんなに有名で愛されているスポーツ界のスター選手が私たちの言葉に励まされたなんて信じられない気持ちです」、「気落ちしている人のために学校が一丸となって素敵な贈り物をしたことを誇りに思います」と歓喜しているとのこと。

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