チェルシーとユヴェントスでタイトルを獲得しながら1年で追い出されるような形になったマウリツィオ・サッリ監督。
62歳になった指揮官は今季からラツィオを率いているが、練習中に見せた振る舞いが話題になっている。
ファンからFWヴェダト・ムリチに対する侮辱を耳にしたサッリ監督は練習を一時中断。「ムリチに何か言うのを聞いたら、全員ここから追い出す」とそのファンたちを一喝したのだ。
このサッリ監督の行動に賛同した別のサポーターたちは「素晴らしい!」、「ブラボー」と喝采を送っていた。
昨季ラツィオに加入した27歳のムリチはコソボ代表でもある大型FW。フェネルバフチェに支払った移籍金は1850万ユーロ(24億円)だったが、ここまでは34試合で2ゴールと苦しんでいる。
『NTV Spor』などによれば、移籍金に見合う活躍を見せられていないことから、ムリチは一部のラツィオファンから批判を受けているそう。